2018年12月27日木曜日

慣性の法則


目新しい内容ではありませんが
今回は物理の基本とも言える
慣性の法則を確認します。

物体は何らかの作用が加わらない限りは

現在の位置、向き、速度などの移動状態を

未来においても持続させます。


例えば地上で何か投げても
空気や地面との摩擦によってやがて止まりますが
仮に何の作用も発生しない空間を用意できれば
その中の物体は永遠に同じ方向に同じ速度で
移動を続けると考えられます。

また、今静止している物体は
次の瞬間も恐らく静止しているでしょうが
これも慣性の法則によるものだと言えます。


慣性の法則は未来を予測可能にする

最も単純な法則だと言えるでしょう。

なぜ我々の世界に慣性の法則が存在するのかと言うと、
むしろ色々な力に取り囲まれた世界において
それらの力を排除した場合には何も変化がない事にし、
これを慣性状態と呼ぶ事にした…
みたいな側面もあると言えるでしょう。

つまり何が力による影響で、
何が力の作用がない基本状態なのか
その区別を付ける際に生まれるのが慣性
だという考え方も出来る分けです。

また時空現象論としては
「世界や知覚パターンは精巧に作られているため、
自動選択で滅茶苦茶な形のパターンを選択するよりは
前のターンと似たパターンを持続させた方が
崩壊しない可能性が高い」
という理由で
慣性が成立しているのだと
考える事も出来ます。

ただしこの考え方は大雑把なものです。

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