2019年9月29日日曜日

回転による密度の平均化

球状に敷き詰められた吸収体があるとすれば

その表面に並ぶ吸収体は
外側からほとんど一直線に空間を
吸収しているでしょう。

横には別の吸収体があるので
横から吸う余地はほとんどないからです。



ではデコボコの吸収体の場合はどうでしょうか?


山の部分は谷の部分(何もない空間)より吸収体の密度が高いので
より多くの空間を吸収する必要があります。


その様なパターンを続けるには
周囲もデコボコである必要があります。



吸収量が大きい山の部分には多くの
空間からの放出量が必要になり
反対に吸収量の少ない谷の部分には
周囲の別の吸収体が吸収量を補う事で
全体のバランスが維持されるからです。


ただしデコボコの吸収体は
回転する事で吸収体の密度が
平均化するため時間当たりの
表面からの吸収量も平均化する
事ができます。


そうすると周囲の吸収体の分布も
デコボコである必要はなくなります。


また回転する吸収体が
公転するパターンを作る事もあるでしょう。


こうする事で公転系の中で密度を平均化し
公転系のさらに外側にある公転系と協調して
安定した吸収パターンを作る事ができます。


2019年9月25日水曜日

吸収体の移動と全体の縮小・拡大

吸収体は静止した状態であってもその密度によって空間の拡大率を表していると
考える事ができます。


吸収体が集まっている場所は空間が集まり、
そして消えていく場所なので
そこに向かって空間が縮小している
のだと考える事ができます。


吸収体の移動に関しても同じ事が言えます。


吸収体が移動して集まる場所は
益々密度が高くなるし、
逆に吸収体が拡散する場所は
密度が薄くなって吸収量も拡散するため
吸収体の移動は空間の拡大や縮小を表す
と言えます。

まとめると
静止する吸収体 =空間が吸収(縮小)される場所
吸収体の集中 =空間の縮小
吸収体の拡散 =空間の拡大
となります。


この考え方によると
あらゆる吸収体の位置や速度や角度が
別の吸収体が存在する場所の空間の拡大率に
関わっているという事になります。


例えば上の図の様に大きな静止する吸収体から
小さな吸収体が飛び去っている状況があるとしたら
その小さな吸収体の移動速度は
大きな吸収体付近の空間から吸収量が逃げる速度、
つまり大きな吸収体付近の空間の
拡大速度に関わる事になります。

吸収体の分布と密度


この世界の物質は均等に分散しているのではなく、
質量の大きい天体もあるし
比較的何もない領域もあります。


この様な世界を質量=吸収量という考えのもとに
吸収パターンで再現する場合、
基本的に物質を吸収体で置き換えていく事になるので
やはり吸収体の密度にはばらつきが生じる事になります。


では吸収体の密度の高い場所は
吸収量が大きい場所と言う事になるので



他の吸収体を吸い寄せて
益々密度が高くなると言う
心配はないのでしょうか?

実際、物質同士は万有引力で引かれ合っている
と考える事は出来ますが
物質が消滅した時に生じるエネルギーの大きさを考えると
吸収量の影響が万有引力に留まると
考える事は出来ません。
またそれでは核力や電磁気力の説明も出来ません。

そこで浮上するのが
吸収体の分布が吸収量の分布をそのまま反映している
という考え方です。


どこからか放出量さえ確保できれば
吸収量は存在できるという事になるので
必ずしも吸収体の密度の集中に対し
目に見える空間の減少を伴う必要はない分けです。


そしていざ質量が消失すると
運動量が発生したりするため
やはり、普段は静止している物質でも
吸収量を得ているのではないかと
思われる分けです。

2019年9月17日火曜日

吸収体の移動と速度の限界


物質の移動速度は光速を超えない
事が知られています。


吸収パターンにおいては
これはどの様に考えられるのでしょうか?

まず、複数の吸収体が静止している状況において
周囲の空間の放出量とバランスが取れている
状況を考えてみましょう。


この時、いずれかの吸収体が
吸収量を変化させれば
パターンは崩壊すると言えます。


しかし複数の吸収体が
歩調を合わせる様に変化を起こせば
崩壊を免れる事も考えられます。


移動する吸収体は、前方に対し吸収量の増加、
後方に対して吸収量の減少(=相対的放出)を起こしますが…



公転するパターンなら吸収体の前方の吸収の増加を
先に進む吸収体の後方への放出によって
綺麗に相殺する事ができるかも知れません。



さて我々は移動状態が持続する吸収パターンという
ものを考える事に成功しました。

次に一旦、静止状態の吸収パターンに戻り…



 各吸収体がどのくらいの速度で
吸収をしていたのか想像してみましょう。

静止しているのだから想像しようが
ないかも知れませんが
静止して安定している状況は
全方向から等しく吸収をしていると
考えられます。



上の図では空間の流れに注目し、
吸収体の方向へ動いた空間を+1、
周囲空間から吸収体へ向かった
空間を-1と表記しました。

この+1は吸収体の吸収量に等しく、
またー1は空間の放出量に等しいとも言えます。

では公転移動の様に…

 連動した移動では空間の流れは
どうなるのかと言うと…


仮に全吸収量を前方へ捧げ、
全放出量を後方へ回せば
移動における最高速度が出る事になります。



この時の状態を静止している時と比べると



最高速度を出しても静止している時と比べて
吸収量も放出量も変化していない事が分かります。

吸収量と運動量の持続性

質量=吸収量という考え方に基づくと
質量が消失した時に解放されるエネルギーを
放出量の発生と見なせば良いという事になります。


そして質量のエネルギーは運動エネルギーで例えると
物質を2つ光速で移動させるのと
同じ位なのでした。

エネルギーには運動エネルギーの他にも
熱や電磁波など周囲へ拡散するものもありますが


まずは
吸収パターンにおける吸収体の移動とは何か
を考察したいので
質量が運動エネルギーに変わった場合について
考えます。


これまでも述べてきたように
吸収パターンにおいては
吸収体達は普段から
周囲から空間を吸う事で
その場所に静止しているのだと考えられます。

そん中、どこかの吸収量が減少した場合
そこから放出量が余って溢れ出る事になります。



では、吸収体が消失した時
どれくらいの空間が放出されるべきなのかと言うと…
吸収量や放出量の定義は時間当たりの
空間の減少量や増加量なので、
特に条件を付け加えなければ
永遠に減少した吸収量と同じだけの放出量が
発生し続けると考えられます。


では現実の物理現象として
質量が運動量に変わった場合は
何が起こるかと言うと



これも特に条件を付け加えなければ
慣性の法則に従って
永遠に運動を続けようとする
と考えても良いでしょう。

実際には軌道上に存在する物質と干渉したり
重力による抵抗にあったりするでしょうが
そういった条件は後から考察するとして
簡単に言えば他の物質から抵抗にあっても
他の物質にエネルギーが移るだけだったりするので
質量の消滅によって生じる変化は
吸収パターンにおける吸収体の消滅同様に
持続的な変化だと考えられます。

2019年9月12日木曜日

質量とエネルギーと吸収量

物質が吸収体で出来ているとしたら
我々が気が付かないだけで
物質は周囲の空間や放出体から
空間を受け取る事でその位置関係を
成立させている…と言う事になりますが

物質が持つ吸収量とは具体的にどの程度
のものなのでしょうか?



そこでとりあえず
アインシュタインが出した式として有名な
E=MC²
について考えてみましょう。

Eはエネルギー
Mは質量
Cは光速を表すので

記号を単語に置き換えると

エネルギー = 質量×光速²

になり、
つまりこの式が言っているのは

静止している物質の持つエネルギーは
その物質の質量×光速²に等しい
という事です。

突然、静止している物質がエネルギーを持っている
と言われても分かりにくいかも知れませんが
運動する物質が持つエネルギーなら
(質量×速度²)÷2
 という風に定義されるので、
 これと比較すると先ほどの式は
速度部分を光速にし、÷2を
取り除いた物だと分かります。

つまり
静止している物質が秘めているエネルギーは
その物質と同じ質量の物質を2つ光速で移動させるのと
同じ位のエネルギーと言う事になります。

例えば同じ質量の物質が3つあるとして


もし一つが消滅して仮にそのエネルギーの全てが
残りの物質に均等に伝わると


それぞれ光速で飛んでいく位のエネルギーがある


という事だと思います。簡単に言うと。

止まっている物質に秘められているエネルギーが
物質が出せる限界速度である光速2つ分…
という様な奇妙な話です。

ただし逆に言えば、この理論は
それ位、質量がエネルギーに変化する
事は稀だと言う事も表しています。

質量がそう簡単に減ってしまえば
我々の世界の物質は解放されたエネルギーによって
無茶苦茶に拡散してしまうでしょう。


実際、物質はそうそう質量を減らすわけではなく
核反応でも僅か、
化学反応においては
確認が難しいレベルの質量しか
減少しません。


さて、質量の
「普段は大人しいんだけど
それが失われる時には莫大なエネルギーが解放される」
という性質は
吸収パターンにも適用できる気がしませんか?


吸収パターンにおいても
普段は各吸収体が吸収量と同じだけの
放出量を受け取って安定していられるが
もしも吸収量が減った場合は
余った放出量が空間を増大させる
みたいな対応関係が発生する必要があるからです。

そこで
質量=吸収量
として
物理法則を吸収パターンに
置き換える事を検討します。

2019年9月9日月曜日

吸収と放出の区別は付くのか?

物質が放出をしていて空間が吸収をしている場合でも
空間が放出をしていて物質が吸収をしている場合でも
同じパターンを作る事が出来ます。

例えば下の図は物質が空間を吸収している
と言われればその様に見えるでしょうが、

 

矢印を反転したら物質が空間を放出している
様に見えるはずです。

また下の図は、三つの円が距離を取りながら
外側へ拡大している様にも見えるし



 三つの円が縮小しながら中央へ距離を詰めている
様にも見えるでしょう。

拡大と縮小の区別が付かないのと同じように
空間の吸収と放出も区別が付かない分けです。

仮に物質同士が集中して密度を上げたとしても
それは物質が吸収体だったのか
それとも物質は放出体なんだけれども
空間の吸収量の方が大きくて
吸い寄せられたのかは分からない分けです。

そこで本質的な判断というのはあきらめて
とりあえず物質を吸収体と考える事にします。


吸放バランス

ある現象が起こっている場合、
必ず別の現象も起こっている
みたいな事が言える場合があります。

例えば図の様に中心辺りにある物体が右へ移動しているとします。


この時、
「左の物体が右の物体へ近付く」
という現象と
「右の物体が左の物体に近づかれる」
という現象が同時に起こっています。


この様に現象として不可分だったり
見方の違いに過ぎなかったり
一見分けて考えられる様でも
絶対に一緒に起こる現象のセットがある場合、
それらを相補の関係にあると言う事にします。


吸収パターンにおいてはどの様な相補の関係が
存在するかと言うと、
吸収量が存在する時、必ずその量に対応する空間が
吸われていると言えます。
吸収量の定義が「時間当たりに吸われる空間の量
だから当たり前と言えば当たり前ですが。

従って吸収体は存在するだけで
時間当たりに必ずどこかの空間が減少する事になります。



ただし吸収量は放出量(時間当たりに放出される空間の量)
相殺できるので、結果的に空間には
何も起こっていない様に見える事もあるでしょう。


また放出体から見ても同じような事が言えます。

つまり放出量が存在するには、空間の増加が必要だが
吸収量によって相殺された場合は見た目の空間は
変化しない事が考えられます。

まとめると
吸収量が存在する場合、必ず対応する空間の減少、
または放出量が存在する。
また
放出量が存在する場合、必ず対応する空間の増加、
または吸収量が存在する。

これを式で表すと

吸収量=空間の減少量+放出量
放出量=空間の増加量+吸収量

となります。
これを吸放バランスの式と呼ぶ事にします。
またこの式で表される概念を
吸放バランスと呼ぶ事にします。
また吸放パターンがこの式と矛盾しない事を
吸放バランスが取れていると表現する事にします。