2019年7月29日月曜日

空間の増減を吸放体で調整する



吸収モデルとは
「この世界は空間が拡大・または縮小しようとしていて
それを物体がバランスよく吸放する事で
空間の増減を抑えながら世界を形作っている」
という様な考え方です。

この考え方に従うと
物体は常に空間を吸放するために
必要な位置を採り続けているのであり
無意味に動く事はないものだと思われます。


例えば上の図は
空間中に均等に物質が分布して静止している
状況だとします。

空間が大体一様に放出(拡大)を行っているなら
吸収体を均等に分布させる事で
空間の増大をバランスよく抑え、
何も起こっていない様な世界を作る事が出来ます。

この時もしも一部に
空間の供給に比べて吸収量の大き過ぎる吸収体が
登場すると


その場所を中心として
空間の不足が起こり
周囲の空間を吸収し
他の吸収体も巻き込まれて
いく事になるでしょう。

逆に吸収体の配置が不足し、
空間の湧き出す量に対して
吸収する量が不足する場所が出ると






その場所を中心に空間の拡大が発生し
周囲の物体も拡散していく事になるでしょう。

吸放体と吸放量

「(数字)の吸放体」
という様な表現をした場合、
「(数字)の吸放量を持つ吸放体」
を意味する事にします。


例えば「100の吸収体」は
「100の吸収量を持つ吸収体」
という事になります。



また、吸放量というのは時間当たりに
吸放される空間の量の事です。

例えば「100の吸収量」なら
時間当たりに100の量の空間を吸収する
という意味です。

吸放される空間の量の単位や
時間の単位は今のところ具体的な
量を考えなくても良いです。