2017年11月7日火曜日

物理的な背景

昔から物理学者は世界をより単純に
説明するための理論を探してきました。
そしてその試みはある程度の成功を収めてきました。
例えば物体の移動の仕方は「力学」として整理されました。

また熱や音の様な現象も
「無数の分子が力学的な運動をした果てに
成立している現象」だと説明できる事が
明らかになりました。

そのため、過去には力学だけでこの世界の
全ての現象が説明可能だと考える人もいたようです。

しかしその後も科学者達は電磁気や量子や
原子核内の現象などの従来の力学だけでは
説明不可能な現象を発見し、
それらを理論化・法則化してきました。

新たな現象や理論が見出される度に
予測や制御が可能な現象が増えていくので
それは喜ばしい事なのですが、
一方で世界をシンプルな法則だけで
説明する事には結局成功していません。


時空現象論ではあらゆる物理現象が
時間と空間だけから生成されている
可能性を指摘するものであり、
そのシンプルさと応用の可能性から
万物の理論と呼ばれる時代が来るかもしれないし
統一理論の基礎的な理論になるかも知れないと…
思ったり思わなかったり。

  
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