以前、記憶さえ継承できれば知覚者は
転送されようがコピーされようが
自分こそが自分だ
と感じるはずだ…みたいな話をしました。
(多量選択)
これって
不老不死のシステムに応用できると思いませんか?
例えば技術が発達し、
コンピューター上に脳や体をシミュレーション
できるようになったとします。
しかも人の記憶をそこに転送し、
コンピューターの世界において
自分を再現できるようになったらどうでしょう。
普通に考えたらそれは自分とは違う何かであり
自分の寿命が変わる分けではありません。
しかし記憶を転送されたコンピューターの中の自分は
「おお、さっきまでリアルにいたのに
コンピューターの中に入れたぜ!」
と思うはずです。
まず記憶を転送する体験者に麻酔をかけておきます。
そして転送後はうまく転送できた事を科学的にチェックした後、
転送先の自分やその人を良く知る人達に確認をしてもらいます。
最終的には転送先の自分が
「よし、現実の自分にはもう戻らなくて良いから
現実の体は廃棄しても良いぜ!」
って言えたなら
コンピュータの中に自分を転送する事に成功した
と言えなくもない気がします。
そんな感じで不老不死のシステムが作れる気がします。
クローン人間に記憶を移植できるようになった場合も
同じ事が言えるでしょう。
しかしまぁ
結局、元の人は死ぬのですから
元の人を軸として考えるなら
似た意志を持つ人に後を託す
事とかと状況は似ている気もしますね。
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