2020年4月26日日曜日

場の吸放量と運動量の規格

吸収体はその場に留まっていると
その場を中心に吸収をする事になるので
その場の吸放量は吸収体の吸収量そのままの
影響を受ける事になります。



つまり他に条件を指定しなければ
その場の吸収量=吸収体の吸収量
と言う事になります。

この状況は言い換えると
その場の吸放バランスは
吸収量の分、マイナスという事であり
そうすると吸収量の分
周囲の空間が縮小する必要があるので
他の物質が引き寄せられる
パターンになると考えられます。



一方、その場に向けた空間の放出量が
吸収体の吸収量と釣り合っていれば
その場の吸放量は0という事になり、
この状態の例としては
吸収体が周囲の物質と共に空間に静止している
様なパターンが考えられます。




さてここまでは
吸収体がその場に留まっている例でしたが
吸収体がその場から移動していく場合は
どうなるかと言うと



その場から吸収量が抜けていくので
吸放バランスは徐々にプラス(放出より)になっていきます。



つまりその場から吸収体が離れていく事は
その場にその分の放出量が発生する事を
意味します。

この時発生する放出量は
吸収体の吸収量×吸収体が離れる速度
として表せるので
吸収体の吸収量=物質の質量だとすれば
これは運動量(質量×速度)だという事になります。



また、吸収体が向かって来る側から見ると
吸収体の運動量に比例して吸収量が
増加する事になります。



つまり
移動する吸収体の前方は
運動量に比例する吸収量の増加が起こり、
後方は運動量に比例する放出量の増加が
起こる訳です。

この規則の事を
運動量の規格
と呼ぶ事にします。









2020年4月16日木曜日

円と吸収の仕方と安定力

ある吸収体が自分が所属する吸収パターンを維持するのに
どの程度 貢献しているか、その程度を
安定力と呼ぶ事にします。

例としてまず
複数の吸収体が円状に等間隔で配置されている
状況について考えてみます。



空間の拡大量に比べて
各吸収体の吸収量が不足していると
円はバラバラになりながら拡大していきます。



また円を維持するには
吸収の方向が円の中心に向かう
必要があります。



吸収の方向に偏りがあると
円が崩壊してしまうからです。



つまり各吸収体が吸収量と吸収の方向を
そろえる事で円状の吸収パターンが
維持されていると言えます。

吸収量吸収の方向をまとめて
吸収の仕方と呼ぶ事にします。

吸収体がどれか一つでも
吸収の仕方を変えれば
円のパターンは崩れていきます。

特に条件を加えない限り
空間の拡大率はどこでも一定なので
今回もその様に考えると
円を構成する吸収体は
同じ方向に向かって同じ量だけ吸収を
続ける事で空間の拡大を均等に防ぎ、
円形を維持する事が出来ると
考えられます。

このような状況で
各吸収体が自分が所属する吸収パターンである
円を維持するためにどの程度 貢献している
かと言うと、どの吸収体も同じだけ貢献していると言う
事になります。

割合としては
1÷円を構成する吸収体の数
がそれぞれの吸収体が円を構成するのに
貢献している割合
と言う事になります。

吸収量で表すなら
吸収体の吸収量そのものが
円を維持するための貢献度
だと言えます。

つまり吸収量=安定力
という事になります。

円全体の吸収量は
吸収体の数 × 吸収体の吸収量
だと言えるわけですが、
逆に円全体の吸収量だけが
分かっている様な状況でも

それを円を構成する吸収体の数で割れば
個々の吸収量=安定力を
算出できる事になります。



















2020年4月10日金曜日

加速度と万有引力の規格

吸収体は単独で吸収量に見合う
吸収を実現しているのではなく
時間ごとに微妙に他の吸収体との距離を
変えていく事で吸収量通りの吸収を実現していると
考える事が出来ます。


例えば吸収量60の惑星が
あるとします。



そしてこの惑星の内部構成を見ると
10の吸収量を持つ6つの吸収体から成るとします。




ただし各吸収体は止まっていては
10の吸収量を得る事ができず
吸収体同士で接近する事で
10の吸収量を維持しているとします。

こういう状況において
各吸収体はそれぞれが互いに
引力を受けるような加速度を
得る事になります。
 なぜそうなるのか最も単純な例として
二つの吸収体の関係を一次元で考えると



それぞれの吸収体が周囲から受け取る
空間の量が吸収量より不足している

=吸放バランスがマイナス
=空間が減る必要がある

という事で、
二つの吸収体の間の距離は
時間当たり一定の距離づつ
縮む必要がある
と考えます。

勿論、実際にはこの二つの吸収体の
反対側にも吸収体があるかも
知れないので、



その場合
反対側の距離も縮んでいく事になります。



また、吸主体の密度が高い場所があれば
その方向に大量に縮小していく事になります。



今のは1次元の例でしたが
これが3次元なら距離の2乗に比例して
距離の縮小は少なくて済みます。
参考:距離2乗の原理


これは物質が万有引力によって
質量と距離に応じて加速度を受ける
という物理現象と一致する
パターンとなります。

従ってこの吸収体同士が
吸収量に比例し、距離の2乗に逆比例する
様な加速度によって引き合うという
規則を吸収パターンにおける
新しいルールとして導入し
このルールを万有引力の規格
と呼ぶ事にします。

この規格は前回「場の吸放量と運動量の規格」
定義した 運動量の規格と矛盾しません。

吸収パターンによって作られる世界が運動量の規格だけでは成立せず
万有引力の規格を付け加える事で
吸収体同士の位置バランスを
整えていると考える事が出来ます。