ある吸収体が自分が所属する吸収パターンを維持するのに
どの程度 貢献しているか、その程度を
安定力と呼ぶ事にします。
例としてまず
複数の吸収体が円状に等間隔で配置されている
状況について考えてみます。
図
空間の拡大量に比べて
各吸収体の吸収量が不足していると
円はバラバラになりながら拡大していきます。
図
また円を維持するには
吸収の方向が円の中心に向かう
必要があります。
図
吸収の方向に偏りがあると
円が崩壊してしまうからです。
図
つまり各吸収体が吸収量と吸収の方向を
そろえる事で円状の吸収パターンが
維持されていると言えます。
吸収量と吸収の方向をまとめて
吸収の仕方と呼ぶ事にします。
吸収体がどれか一つでも
吸収の仕方を変えれば
円のパターンは崩れていきます。
特に条件を加えない限り
空間の拡大率はどこでも一定なので
今回もその様に考えると
円を構成する吸収体は
同じ方向に向かって同じ量だけ吸収を
続ける事で空間の拡大を均等に防ぎ、
円形を維持する事が出来ると
考えられます。
このような状況で
各吸収体が自分が所属する吸収パターンである
円を維持するためにどの程度 貢献している
かと言うと、どの吸収体も同じだけ貢献していると言う
事になります。
割合としては
1÷円を構成する吸収体の数
がそれぞれの吸収体が円を構成するのに
貢献している割合
と言う事になります。
吸収量で表すなら
吸収体の吸収量そのものが
円を維持するための貢献度
だと言えます。
つまり吸収量=安定力
という事になります。
円全体の吸収量は
吸収体の数 × 吸収体の吸収量
だと言えるわけですが、
逆に円全体の吸収量だけが
分かっている様な状況でも
それを円を構成する吸収体の数で割れば
個々の吸収量=安定力を
算出できる事になります。
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