吸収体は単独で吸収量に見合う
吸収を実現しているのではなく
時間ごとに微妙に他の吸収体との距離を
変えていく事で吸収量通りの吸収を実現していると
考える事が出来ます。
例えば吸収量60の惑星が
あるとします。
図
そしてこの惑星の内部構成を見ると
10の吸収量を持つ6つの吸収体から成るとします。
図
ただし各吸収体は止まっていては
10の吸収量を得る事ができず
吸収体同士で接近する事で
10の吸収量を維持しているとします。
こういう状況において
各吸収体はそれぞれが互いに
引力を受けるような加速度を
得る事になります。
なぜそうなるのか最も単純な例として
二つの吸収体の関係を一次元で考えると
図
それぞれの吸収体が周囲から受け取る
空間の量が吸収量より不足している
=吸放バランスがマイナス
=空間が減る必要がある
という事で、
二つの吸収体の間の距離は
時間当たり一定の距離づつ
縮む必要がある
と考えます。
勿論、実際にはこの二つの吸収体の
反対側にも吸収体があるかも
知れないので、
図
その場合
反対側の距離も縮んでいく事になります。
図
また、吸主体の密度が高い場所があれば
その方向に大量に縮小していく事になります。
図
今のは1次元の例でしたが
これが3次元なら距離の2乗に比例して
距離の縮小は少なくて済みます。
(参考:距離2乗の原理)
これは物質が万有引力によって
質量と距離に応じて加速度を受ける
という物理現象と一致する
パターンとなります。
従ってこの吸収体同士が
吸収量に比例し、距離の2乗に逆比例する
様な加速度によって引き合うという
規則を吸収パターンにおける
新しいルールとして導入し
このルールを万有引力の規格
と呼ぶ事にします。
この規格は前回「場の吸放量と運動量の規格」で
定義した 運動量の規格と矛盾しません。
吸収パターンによって作られる世界が運動量の規格だけでは成立せず
万有引力の規格を付け加える事で
吸収体同士の位置バランスを
整えていると考える事が出来ます。
図
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