2019年9月9日月曜日

吸収と放出の区別は付くのか?

物質が放出をしていて空間が吸収をしている場合でも
空間が放出をしていて物質が吸収をしている場合でも
同じパターンを作る事が出来ます。

例えば下の図は物質が空間を吸収している
と言われればその様に見えるでしょうが、

 

矢印を反転したら物質が空間を放出している
様に見えるはずです。

また下の図は、三つの円が距離を取りながら
外側へ拡大している様にも見えるし



 三つの円が縮小しながら中央へ距離を詰めている
様にも見えるでしょう。

拡大と縮小の区別が付かないのと同じように
空間の吸収と放出も区別が付かない分けです。

仮に物質同士が集中して密度を上げたとしても
それは物質が吸収体だったのか
それとも物質は放出体なんだけれども
空間の吸収量の方が大きくて
吸い寄せられたのかは分からない分けです。

そこで本質的な判断というのはあきらめて
とりあえず物質を吸収体と考える事にします。


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